Riskpedia(信用リスク用語集)

開示債権

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読み かいじさいけん

 金融再生法(金融機能の再生のための緊急措置に関する法律)によって開示が義務付けられている、銀行の不良債権のこと。以下の区分に従って、保全状況と合わせて決算時に開示することになっている。
 ・正常債権
 ・要管理債権
 ・危険債権
 ・破産更生債権及びこれらに準ずる債権
 一般に不良債権という場合、この要管理債権いかに区分された貸出を表すことが多い。
 なお、同様に開示が義務付けられた不良債権の定義として「リスク管理債権」というものも存在するが、こちらは銀行法を根拠法令として、貸出金だけを対象としたものである。