Riskpedia(信用リスク用語集)
貸出先一件ごとにその信用状態を評価して、デフォルトの可能性の大きさによって貸出先に序列を付け、序列の近いもの同士をグループ分けする仕組みのことを指す。一般に債務者格付は、デフォルトする可能性を定量的にあらわした予想デフォルト率(PD)の大きさに応じて貸出先に序列をつけており、各格付区分にはそれぞれのPDが割り当てられる。
図は、銀行における債務者格付制度の例である。ここでは、すべての貸出先をその信用状態に応じてA~J、X、Y、Zの13のグループに区分しており、それらは固有のPDを有するとともに、金融検査マニュアル上の「債務者区分」と紐付けられている。
図は、銀行における債務者格付制度の例である。ここでは、すべての貸出先をその信用状態に応じてA~J、X、Y、Zの13のグループに区分しており、それらは固有のPDを有するとともに、金融検査マニュアル上の「債務者区分」と紐付けられている。